英語を長い間勉強しているけど、なかなかリスニング力が向上しない。。
受験や試験のリスニングが早すぎて聞き取れない。。
受験や英検などの試験では、点数取れるけどネイティブの早さについていけない。。
数えればキリがないほど、英語のリスニングが苦手な人が山ほどいます。
これらの悩みは、
発音のルールを知れば克服できる。
ゲームやスポーツで、ルールを知らないと勝てることは一生ありません。これは、英語でも同じです。でも、日本人はなぜか文法というルールばかり習い、発音のルールはないがしろにされ、リスニングが苦手になるのです。ルールも教えないのに、テストという試合をさせるのは酷すぎます。
そのために、
発音のルールの基本を紹介します!
Linking(Liaison)というルールがある!
Linking 日本語の意味は、結合・連結です。英語は発音される時、それぞれの単語の音が連結されながら発音されていきます。
アメリカ人の友達や同僚に、’日本語はなんかロボットが話しているみたい’とよく言われます。日本語は、一つ一つ音がはっきりと発音されるので、欧米人にはロボットがカタコトで喋っているように聞こえるみたいです。
それとは逆に、英語は音が連結されて発音されるため、日本語とは違い音が流れるように聞こえるのです。
こういう経験はないですか? リスニング問題の時に、ん??聞いたことがない単語が出てきたぞ?と思って、解答訳をみたときになーんだこの単語のことだったのか!!
僕は数え切れないほどあります。
僕は留学しているときに、先生がよく’サモビュー’とよく言っていて全然理解ができなく、自分なりにスペルを想像して辞書を引きまくるも、謎は解決されず。。。。その後、友達に恥をすてて聞いてみると、’some of you’だよっと言われ、嬉しいような悔しいようななんとも言えない気持ちになったことがあります。
そういったことにならないためにどういうルールなのかを紹介します。
Linkingルールの例
これから3つの例題を紹介します。それぞれの例題の音を無理やりカタカナであらわします。
⑴Will you read it again? ウィルユーリードイットアゲイン?
単語を一つ一つ読むと、上記のように聞こえると思いますが、
実際には、ウィルューリーディタゲン? のように聞こえます。それは、read it againがそれぞれつながって、rea-di-ta-gainと発音されているのです。
⑵Some of you サムオブユー
実際には流れるように聞こえるので、サモビューのように聞こえます。
of と youがつながり、viewのように聞こえますが、それには理由があります。子音とyouやuseなどの【ju:】と発音されるものがつながると、子音が【j】の影響を受けて、日本語で言う、キャ、キュ、キョ、などの音へかわります。
⑶Go ahead. ゴーアヘッド
実際には、ゴーワヘッドのように聞こえます。
つながる部分が母音と母音である場合は、【w】 や 【y】の音が付け加えられることがあります。これは、go【gou】の【ou】の発音時の口の形が、【w】の発音時に近いため、つづく音をこの口の形のまま発声するので、【w】の音が自然と発声されるために、日本語の’ワ’に聞こえるのです。
このLinkingを意識すると、早いという苦手意識が減る!
このLinkingというルールは日本語にはない、変わったルールだと感じるかもしれません。ですが、このルールを知ることで、なぜ英語が早く聴こえるのかが理解しやすくなると思います。
英語の発音は、日本語とは違い、たくさん口や舌を動かします。そのため、一つの単語を発音すると、口の形や舌の形が残って、次の単語へ発音されるので、どうしてもつながってしまうのです。そのため、リスニング問題もネイティブの英語もとてつもなく早く感じるのです。
実際には、単語と単語が流れるように発音されているのです。そのため、単語を一つづつ聴き取ろうとするとスピードが早く感じてしまい、聞き取ることが難しくなるのです。
最初は難しいですが、リスニング練習のはそこを意識して行いましょう。
このLinkingをある程度理解すると、at/on/inなどのさまざまな前置詞が聴き取れるようになります。そうなるとより細かく英語を理解することができます。
逆を言うと、さまざまな前置詞や接続詞がたくさんの単語本来の音を変化させ、日本人を困らせています。
実際には、わかる単語が使われているにもかかわらず、at/on/in/and/butなどの短い単語が、別の音に変化させるので、出会ったことない単語のように思わせるのです。
今回は、Linkingについて簡単に話させてもらいました。他にもいくつかの発音のルールがあるので、全てのルールを制した時には、リスニング力は段違いにレベルアップしています。
文法だけではなく、発音のルールを学んで英語を楽しく制覇していきましょう。
コメント