はいさい!オキさるです!私は、10代の頃から米軍基地内でいろんなアルバイトを経験し、現在も米軍基地関係に勤務していて、トータル10年以上アメリカの職場で働いています。なので意外と知らない米軍基地の仕事事情を紹介します!
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沖縄生まれで英語に興味がある
英語スキルを活かしながら沖縄に移住したい!
沖縄も好き!アメリカも好き!
米軍基地とは?
沖縄には、米軍の施設がいたる所にあります。沖縄へ旅行に来たことある方なら見たことあると思いますが、フェンスで囲まれた壮大な施設がほとんど米軍の施設になります。実際、自衛隊基地もあり見た目はほとんど変わらないですが、米軍施設の方が圧倒的に多いです。
沖縄本島の約15パーセントの面積を占めています。南は那覇空港付近から、北は沖縄最北部国頭村まで、そして離れ島の中にも、さまざまな施設があります。その壮大な施設があるということは、数えきれない数のアメリカ人も住んでいます。実際は、基地の外の沖縄の住宅街などにも、住んでいるアメリカ人は多くいます。沖縄生まれの人は、なんの違和感もないですが、本土から来た人は本当にびっくりすると思いますw
その壮大な米軍基地の中には、たくさんの日本人が働いています。
米軍基地のアルバイトは?
どんなアルバイトがあるの?
これに関しては本当にたくさんの種類があります。オキさるは、ファストフード・レストラン・ショッピングセンターでのアルバイトを経験しました。ですがその他にも、バーテンダー、保育園の補助、プールのライフガード、ゴルフ場、ホテル、清掃など、アルバイトと言われて想像できるものはだいたいあるような感じですw それだけでなく、基地内であるさまざまなイベント(まつりやフリーマーケットなど)のイベントスタッフの単発のアルバイトもあったりします。なので、米軍基地に興味のある人やアメリカに興味がある人にはおすすめのアルバイト先です。
英語は必須か?
これに関しては、英語が話せると有利にはなります。でも実際、話せなくても働くことは可能です!!
英語が話せると、働ける幅は広がりますが、働くことに関しては問題ない職種もあります。実際、現在働いている人の中には、全く英語を話せなかった人がたくさんいます。オキさるも最初のアルバイトは、サンドウィッチのSUBWAYだったのですが、その時は留学前とのこともあり英会話レベルはまだまだだったのを覚えています。それでも、周りには他の日本人従業員の方もいるので少しずつ英語を学んでいくようになります。その際、お客さんはほとんどアメリカ人なのですが、そのアメリカ人の方達も英語が苦手な日本人が働いていることも分かっているので、親切なお客が多かったです。なのでこれから英語を身につけたいという人には、とっておきのアルバイト先です!!
働く方法は?
アルバイトする方法は、人材派遣会社へ登録して仕事を案内してもらうというのが通常の流れです。人材派遣会社が米軍基地のさまざまな施設との橋渡しをする形なので、登録が必須になります。
2つの派遣会社を紹介します。
株式会社 プレンティー
オンタイムスタッフ
こちらの派遣会社へ米軍基地で働きたいと連絡すると登録案内の説明をしてくれます。
どちらの派遣会社へも登録しておくのがおすすめです。そうすると、早く仕事が決まりやすく、希望の職種が選べる可能性も高くなります。
米軍基地での正社員とは?
米軍基地では、アルバイトだけではなく軍雇用員と呼ばれる正規雇用もあります。実際には、日本の防衛省に雇われる形です。
どんな職種があるか?
正規雇用もアルバイトと同じでさまざまな職種が存在します。数が多すぎて全ての職種を紹介することはできないですが、アルバイトの説明で紹介したサービス業等のマネージャーなどが正規雇用です。その他には、事務職、消防職、警察、通訳などアルバイトとは違い、英語力が高ければ高いほど働ける職種幅はとても広がります。
英語レベルは?
正規雇用に関しては、英語のレベルによって挑戦できる内容が変わります。なので、英語レベルが高いとそれなりに英語が必須な職種になります。英語レベルは、基本英検・TOEIC・TOEFLの点数で、レベル1からレベル4に分けられます。そこまで英語が必須でない仕事はレベル1で、通訳などの仕事はレベル4になります。
ここで、米軍基地の正規雇用にある、トランスファーという面白いシステムを紹介します!!
一度正規雇用として採用され、半年以上勤務すると勤務先を移動することが可能です。毎週、人事課より採用募集が発表されその募集に挑戦することができます。募集要項の必須条件を満たして、書類審査が通るとその募集先で用意された試験を行い試験を通過すると職種が変更することが可能なのです。極端な話、飲食店で正規雇用として働いていて、英語力を身につけ、通訳の仕事に転職することが可能です。
気になるお給料や手当など?
給料は職種によってピンキリなのですが、基本的に沖縄の地方公務員とほとんど差はないです。英語レベルの高いレベル4の職種に関しては、他の職種や地方公務員よりは給料は高いです。
一年に一回、公務員と同じく昇給もあり、年2回、夏・冬とボーナスも出ます。こちらの昇給の幅や、ボーナスもほとんど地方公務員と差はありません。その他にも、交通費・賃貸なら住宅手当・残業手当など基本的に地方公務員とほとんど変わりません。
どうしたら働けるのか?
正規雇用に関しては、アルバイトとは違い派遣会社ではなく駐留軍等労働者労務機構(エルモ)という独立行政法人に登録が必要になります。
独立行政法人 駐留軍等労働者労務機構
こちらの労務機構に登録して、希望する職種に空きが出ると募集案内の連絡(はがき)が来ます。この連絡があり、試験を受け試験を通過すると晴れて正規雇用になります。
だが。。。。
この連絡がなかなか来ないことが有名です。運が良ければ、登録後すぐ連絡来る人もいれば、1年連絡こないということもザラにあります。なので、他の仕事をしていて転職してみようかな?とか、まずは基地内でアルバイトをしていて、英語レベルを向上させつつ、募集案内の連絡を待ってみるというのがいいでしょう。
この正規雇用は、沖縄では収入が安定していることからとても人気になっているので、簡単にはなることができないのですが、転職や沖縄での仕事先などにはとてもオススメです。
実際は、沖縄だけではなく、他の本土にある米軍施設でも同じです。沖縄だけでなく、岩国・横田など他の米軍基地でも仕事はあります。
今回は、沖縄の米軍基地の仕事事情についてでしたー。今後も、米軍基地や沖縄のことなど発信していきますので、よろしくお願いします。
Peace!
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